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歴史が深すぎた!誕生石のルーツ

誕生石とは?

誕生石とは、1月〜12月までの各月に当てはめられている宝石のことです。1月が誕生日ならガーネット、2月生まれならアメシストというようにです。誕生石を身につけると幸せになれると言われており、結婚指輪として使えばお守りにもなるでしょう。
幸せを運んでくれる誕生石について、もう少し掘り下げてみました。

誕生石のルーツは不明だけども神聖

誕生石のルーツは、ハッキリしていません。有力な説として、司祭の胸当てに12種類の宝石が使われたのが、由来とされています。
司祭は金・青・紫・緋色の糸で作られた布を胸当てとして使用。胸当ては4×3のマス模様となっており、ますそれぞれに宝石が埋め込まれました。当時使われた宝石は、赤瑪瑙・トパーズ・エメラルド・トルコ玉・サファイア・ダイヤモンドなどです。また別の説としては、城壁の土台石に飾られた12個の宝石から来ていると言われています。真相までは流石にわからないものの、神聖なものに由来があるのは間違いないでしょう。

あこぎな誕生石!でも…

誕生石の由来は、神聖なもの。でも現代の誕生石は、マーケティング的な意味が込められています。誕生石が現代の形になったのは、20世紀に入ってから。アメリカの団体が、宝石を普及させるために「誕生石」を生み出しました。
「誕生石があこぎ商売のために作られたもの」と考えると、良い気分はしないもの。ただ石を御神体としている神社は、日本全国各地にあるのは事実です。世界を見てみると「守護石」として、石をお守りとして使っている所もあるほど。誕生石を持つと幸せになれる根拠は、世界中に転がっています。

結婚指輪に誕生石を使うのなら

結婚指輪に誕生石を入れるのなら、おすすめは裏石です。裏石とは、指輪のアームの内側に宝石を埋め込むものです。外側に宝石を埋めるわけではないので、表に出るものではありません。裏に仕込んでいる宝石を見ることができるのは、結婚指輪の持ち主だけ。つまり、夫妻のみです。
夫婦だけの秘密が指輪にあれば、2人の絆はさらに深まるでしょう。世界に1つの結婚指輪を手にするなら、おすすめのやり方でもあります。